【SMシーズン4シングル使用構築】ツボツボ展開珠ガブリアススタン【最高最終2000】
初めましての方は初めまして、ヒマラヤ(@himaraya_poke)と申します。
御託は後回しにして構築内容から入ります。
~ 個別解説 ~
以下、採用順に記述
調整意図は優先度順に記述
ツボツボ@レッドカード しんちょう
実数値:127-31-260-x-299-26
努力値:252-4-76-0-172-4
調整意図:HB-陽気メガギャラの舞滝登り確定耐え
AS-端数 ミラーやナマコブシ意識の4振り
HD-余り (目安:特化テテフのPFサイキネ2耐え)
技構成:ねばねばネット ステルスロック 岩石封じ アンコール
おそらく7世代ツボツボのテンプレ
相手にガッサかジャロがいない限り初手に出していい
火力がインフレした現環境でステロネットの両方を遂行することが
難しくなったため、どちらを優先させるかが重要となる。
選出率1位
カミツルギ@鋼Z ようき
実数値:155-213-151-x-51-177
努力値:164-92-0-0-0-252
調整意図:S-準速マンダを抜ける最速
HB-ミミッキュの+2シャドクロ→かげうち耐え
A-余り (目安:+1鋼Zでほぼ全てのマンダがステロ込み確1)
技構成:リフブレ スマホ 聖剣 剣舞
ツボツボのズッ友
ミミッキュを意識した調整だが、これで何かを耐えたこともなかったので
テテフのサイキネ耐えかASぶっぱのどちらかでいい。
展開系構築のカミツルギはつじぎりベースの悪Zが多いが、個人的に
スマホが無いと本来の役割対象たるテテフミミッキュを処理出来ないので
ここから抜く技は無い。
実際鋼Zの汎用性は悪Zと遜色なく、上記のように身代わり系マンダを初め
ステロを踏んだガルーラや炎牙を撃ちに来たクチートなど数多のポケモンを
始末してきた。
ただしギルガルド・テッカグヤ入りには余程の事情が無い限り出してはならない。
選出率3位
ガブリアス@いのちのたま ようき
実数値:183-182-115-x-106-169
努力値:0-252-0-0-4-252
調整意図:S-リザードン環境なので最速
A-ぶっぱ 詳細下記
HD-めざ氷の乱数が動くので端数D振り
技構成:逆鱗 地震 炎牙 剣舞
本構築のやべーやつ ガブリアスが時代遅れになったので時代に逆行した。
珠を持たせることでカミツルギが逆立ちしても勝てない相手に対し
盾ガルド→地震で最低乱数切って確定
テッカグヤ→H振りのみであれば剣舞炎牙で高乱1
と安定した処理が可能になり、ついでにネットを踏んだテテフやステロにかかった
水ロトムにHCポリ2などガブリアスを舐めくさった相手を一撃で粉砕するその姿は
まさに主人公、数値が足りないマンモスや最近よく飛ぶ犬にこのような芸当は可能
だろうか(いや、ない)。
選出率2位
ゲンガー@メガ おくびょう
実数値:135-x-101-222-115-200
努力値:0-0-4-252-0-252
調整意図:S-ネットが撒けなくても最悪5割に持ち込む最速
C-シャドボで無振りメガメタグロス確1
耐久を過信したゲンガーも死ぬ
HB-余り
技構成:シャドボ ヘド爆 こご風 身代わり
抜き性能が高い3種に、怨敵ガッサジャローダを処理するため身代わりを搭載した。
実際は抜くほどの火力が無いので削り役として雑に使うくらいでいい。
数多の強者が解説しているので特に語ることは無い。
選出率6位
化身ボルトロス@格闘z おくびょう
実数値:167-x-91-156-109-179
努力値:100-0-4-84-68-252
調整意図:S-メガメタグロスを抜くため最速
HD-8n-1 特化テテフのPFサイキネ耐え
C-格闘ZでH4D12振りメガガルを確1
巧み格闘ZでSAZINメガメタグロスを確1
巧み10万で大体のメガバシャーモを確1
HB-端数 (目安:陽気ガブの逆鱗確定耐えくらい)
技構成:10万 めざ氷 気合玉 悪巧み
自慢の調整を施した巧みボルトロス(先達がいたらすみません)。
ガブリアスがほぼ最速スカーフだったり、特性でSが下がらない
メタグロスに辛酸を舐めさせられた結果生まれたおっさん。
悪巧んだ瞬間3タテが確定するすごいやつ。
選出率4位
ギャラドス@メガ ようき
実数値:171-207-129-x-150-146
努力値:4-252-0-0-0-252
調整意図:A-地震で無振りコケコを最低乱数切って確1
S-耐久調整する必要性も感じなかったので最速
Hー端数
技構成:滝登り 地震 氷牙 竜舞
1750から使用
火力が上がってミミッキュ対策出来て地面Zで死ななくなったレヒレ。
高レート帯の構築のほとんどがカバマンダかカバリザだったので無茶苦茶刺さった。
挑発を持てばもっとスマートに勝てたと思うが、どれを切っても単体能力が
著しく低下するので3Wでよかった。
選出率5位
(クビ)
カプ・レヒレ@オボン おくびょう
実数値:159-x-136-164-151-147
努力値:108-0-4-164-4-228
調整意図:S-最速ギャラドス抜き
C-波乗りで無振りバシャに最低乱数切って確1
ムンフォで無振りコケコを確2
HBD-Hを16n-1にして残り端数
技構成:波乗り ムンフォ 瞑想 挑発
真皇杯ラスチャレ・レート1750まで使用
バシャ・リザXに対する圧力として採用したが連中に出したところで
後続への圧力が低過ぎ無事解雇と相成った。
一応、ハマればクレセポリ2を起点に3タテすることもある。
ほぼ出さなかったし出したら負けた
~ 選出 ~
構築が多様化しすぎた現環境で個別事例を語っても意味無し
大体初手にツボツボ置いて刺さりのいい2体を控えさせれば勝てる
~ 戦績 ~
真皇杯関東ラスチャレ予選全勝 決勝トナメ2回戦敗退
(余談:その時負けた相手が真皇になった)
1750でギャラドスを入れてから78戦49勝29敗(勝率6割3分)
命中95技の命中率が7割程だったので普通のトレーナーが使えば
勝率7割5分は見込めると自負している。
~ 重かったやつ ~
スカーフ霊獣ボルト :無理
初手大火力でかなり
削れたツボツボの前
にレッドカードから
現れるニトチャリザ :無理
最速両刀マンダ :主力2匹が縛られるので厳しいものがある
ラティ姉妹 :上に同じ
身代わり催眠ゲンガー:レッドカードを失ったツボツボにカムバックして
再度身代わりを張る行為はペナルティを設けるべき
2連続で守るバシャ :死んでくれー
3連続で守るカグヤ :死んでくれー
~ あとがき ~
ツボツボは元々ORASの頃シータさん主催のしりとり大会でボルトロスを
使いたいがために起用したポケモンでしたが、ここまで長い付き合いに
なるとは思いませんでした。
実は世間にはツボツボ入りで2100を達成している方が既にいらっしゃるので
あまり大きな顔は出来ないのですが、それでも長らくの目標だったレート
2000を達成出来て非常に嬉しく思います。
最後に、今期対戦して下さった方々と数多の運負けツイートに付き合って
頂いたフォロワーの皆様に深い謝意を示し締めさせて頂きます、ありがとう
ございました。
(余談:来期はやっぱイカで人口減るんでしょうかね
私はSwitch買う予定が無いのでマラサイでゲロビぶっぱしてますけど)
【SM_シングルS1使用構築最高1904】よくあるマンダマンムー
サンムーンのファーストシーズンということで張り切ってましたが、
本当に色々あって20戦で300溶かしたので公開します。
H4 A252 S252
捨て身 地震 羽休め 竜舞
よく見るやつのよくある型。
ポリ2を入れている関係上ルカリオが100%選出されたので、特殊型
にいらんダメージを貰わないよう陽気最速での採用。特にアローラ
キュウコンやエンニュートの上を取れるのは偉く、ステロと絡める
ことでかなりの3タテを生んだ絶対的エース。
マンムー@タスキ 陽気 どんかん
A252 B4 S252
地震 つぶて ステロ 吠える
ステロを撒いて死ぬ機械。
吠えるはオニゴーリやその他積み構築への対策だったが、ゴミクソ
一頭身はラス1で遅延行為を繰り返し、ポリZは地震で良く、ギャラ
はポリ2に退けばいいためこの枠は間違いなく珠ADの氷柱針/地震/
つぶて/ステロで良かった。
ポリゴン2@輝石 図太い トレース
H244 B252 S12
冷ビ 10万 シャドボ 再生
真のエース。
二大メガに刺す冷ビ10万にデンジュモクを見て出てくるガラガラへの
遂行速度を上げるためのシャドボ。書くことが無いほど使い古された
型ではあるが、テンプレというものは強くて汎用性があるから
テンプレなのである。
H4 C252 S252
10万 エナボ 催眠 蛍火
†催眠は積み技†
技構成はマンマンレヒレを単体で潰せるようにした結果。
普段運が悪いと暴れている私でもドン引きするほどよく外しよく最速
起きされた。そもそもレートに潜っていた諸兄にはよくわかると思う
が、彼(?)の催眠が一撃必殺に等しいものとしてもサンムーンの
マッチングでは勝率6割だと滝のようにレートが落ちるのでORAS
ほど頼っていい技ではない。あ、ゲーフリの催眠対策ってそういう
テッカグヤ@残飯 陽気 ビーストブースト
H212 B4 C4 D36 S252
地震 放射 やどりぎ 身代わり
努力値はHを16n-1、ブーストでDが上昇するもの。
カグヤとジュモクがいることでジバコイルがほぼ確実に選出された
ため、身代わりが残っていればあらゆるジバコイルを処理できる
最速地震放射型にした。カグヤのメインウェポンは放射なので本当は
臆病のほうが適しているのだが、無いものは無い。
ベトベトン(アローラ)@チョッキ 意地 どくしゅ
H212 A116 B28 D52 S100
毒突き 叩き 影討ち 瓦割り
H:16n-1(実数値207)
A:無振りテテフが死ぬ
B:余り
D:眼鏡テテフのムンフォ確3
S:4振り61族抜き
この調整を書きたいがために最高レート1900程度の構築記事を世に
送り出してしまう愚をお許し頂きたい。
右見ても左見てもコケコテテフの環境で確実に刺さると思い採用。
テテフへの殺意を以って調整した結果感動的なまでに美しい配分に
なったが、物理耐久は所詮紙ペラなのでガラガラ対面を考えBを
Sに回してもいいと思った。
正直影討ちは一度も使わなかったので、いけすかない顔だけ野郎
への対抗手段のクリアスモッグか鋼意識の文字と選択になる。
あとがき
S1が終わり、S2が始まる。全てのポケモンはバシャの前に傅き、
受けは成立せず、暴力が全てとなる。
次回「ツボツボ」。急所で負ける奴は上から殴ると最低乱数を引く。
【S17シングル最高1986】ツボツボ展開ガルマンダ
S17、そしてORAS環境お疲れ様でした。
少しだけ実況活動をしていたこともあるヒマラヤ(@himaraya_poke)と申します。
1ツボツボユーザーとして「ツボツボ 構築」で検索してもロクに引っかからない状況に我慢ならず、1年間ツボツボを使い続けた結果の構築として記事を書こうと思い立った次第です。
2000に乗れなかったあまり説得力の無い構築ですが、普及の一助となれば幸いです。
2000チャレ全部急所で潰されたんだよふざけんな
S17使用構築
最高1986 最終1950くらい
【個体解説】
採用順に記述する。
ツボツボ@レッドカード わんぱく
特性:がんじょう
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:127-30-310-x-251-25
ねばねばネット
ステルスロック
アンコール
がんせきふうじ
起点作成の鬼。
HBに振れば特化メガガルーラの岩雪崩を2耐えし、HDに振れば臆病C252メガゲンガーのたたりめを2耐えする。
今回採用したHB振りの耐久指数としては物理がHBカバルドン、特殊がHDカバルドンとほぼ同じ耐久となる。
持ち物のレッドカードはガルーラのグロパンや初手ゲッコウガを飛ばすために採用したが、頑丈を活かし積みポケを飛ばすために投げたりもした。
選出率4位
ボーマンダ@メガストーン いじっぱり
特性:いかく→スカイスキン
努力値:4-252-0-x-0-252
実数値:171-216-150-x-110-172
すてみタックル
からげんき
じしん
りゅうのまい
古代兵器意地ASマンダ。
通常ステロ展開に組み込まれるマンダは耐久調整した身代わり羽休めが多いが、ツボツボのアンコールによってグロパンや地震を縛った上で無償降臨しやすい点に着目し、ステロ+捨て身で無振りガルーラが確1となったりメガ後ネットを踏んだ最速スカガブの上を取れる意地ASで採用した。
また、初手ツボツボに合わせられるアローはほぼ耐久アローなので、初手挑発に岩封の後鬼火に合わせてマンダを出すことで確実に空元気マシーンを生み出すことが出来る。
天敵のゲッコウガはネットの犠牲になり、ボルトもステロでゴリゴリ削れるので選出できない相手はクチート入りくらいだった。
選出率2位
ガルーラ@メガストーン いじっぱり
特性:きもったま→おやこあい
努力値:52-236-4-x-12-204
実数値:187-192-121-x-122-146
おんがえし
グロウパンチ
ほのおのパンチ
ふいうち
ASマンダの相方としてガルーラが最適解であると古事記にも書いてある。
もう少し具体的に言うと、格闘や鬼火枠を呼びつつクチクレポリ2を葬るために採用。
あまり見ない調整かと思われるが、
HB:特化メガボーマンダの捨て身確定耐え
A:グロウ+恩返しでHBスイクンが確定
S:メガ前最速70族+2、メガ後最速80族+1
と、ツボツボによく出てくるボーマンダ・スイクン・キノガッサを意識した調整となっている。
技構成は場持ちと全抜き性能を両立したグロ恩返し、ガルーラ最強技の不意討ち、クチートと非メガのゲンガー意識の炎パンとした。
選出率5位
霊獣ボルトロス@オボンのみ おくびょう
特性:ちくでん
努力値:妥協の極みなので非公表
よくある最速オボンボルトの調整
10万ボルト
めざめるパワー(氷)
気合玉
悪巧み
ネット下では無類の強さを誇る神ポケ。
勝ち試合の3割はこいつによる3タテだった。
圧倒的選出率1位
ナットレイ@ラムのみ ゆうかん
特性:てつのトゲ
努力値:204-252-0-x-52-0
実数値:175-160-151-x-143-22
ジャイロボール
タネマシンガン
はたきおとす
一時期話題になったラムナットレイ。
調整は珠ゲンガーの気合玉意識。
特化ジャイロで無振りメガゲンガーを消し飛ばし、HS鬼火だったところで叩きがゲンガーの命か後続の持ち物を落とす対ゲンガー最終兵器。
4枠目がステロのものとやどりぎのものがあるが、個人的にやどりぎが無いとクレセで詰むのでやどりぎ推奨。
選出率3位
特性:プレッシャー
努力値:252-x-164-16-0-76
実数値:207-x-171-105-165-115(C妥協個体)
ねっとう
こごえるかぜ
リフレクター
ほえる
マンダナットがいたのでスイクン。
S115は凍風で準速マンダ抜きの調整。
S16に流行した最速猫捨て身冷ビガルーラに圧倒的に強い型を用いたが、ほとんど秘密ガルーラしか出されなかったためガルーラを見る目的で出せば負けた。
ただし、この構成のおかげでバトンバシャや小さくなる連中には全勝したので一概に戦犯扱いはできない。
選出率6位
【基本選出】
特に無い。ツボツボとナットレイを同時選出することすらあった。
使うなら慣れろ(暴論)
【さいごに】
本構築が自分の行き着いたORASにおけるツボツボ軸の構築ですが、惜しむらくはこの並びが完成したのは最終日前日のことでした。
対面・サイクル・積み・ギミックとあらゆる要素を内包したこの構築を使いこなすにはかなり時間が足りず、また3戦に1戦は急所麻痺氷で負けていた(運負け主張)ので思うようにレートが伸びないまま2000に届くことなく終えてしまったことは心残りです。
サンムーンがどのような環境になるかわかりませんが、今度こそツボツボで2000に乗るべく精進して参る所存です。
これまで対戦してきた数多のトレーナー各位に感謝申し上げると共に、次回作でも切磋琢磨出来ることを楽しみにしております。
ツボツボはいいもんだぞ!ツボツボは楽しいぞ!